トップメッセージ

近年、地球温暖化をはじめとする環境問題、急速に進む少子高齢化、地方の衰退、頻発する自然災害、新たなウイルスの蔓延など、社会が抱える問題は内外ともに危機感が高まっています。

このような中、2015年に、国際連合が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択されました。SDGsは、すべての国に対する貧困や飢餓から環境問題、経済成長やジェンダーに至る広範な課題が網羅されており、「誰一人取り残さない」ことを強調して、2030年までに達成することを目標にしています。
企業は今後、これらの課題に向き合い、解決を図りながら、持続的な成長を図っていく必要があります。

当社グループが2020年度に定めた中期経営計画の策定にあたっては、まず、10年後の「ありたい姿」を想定し、そこに向かっていくには、我々はどのように進み、課題解決を図り、成長していくかを考えました。これはまさにSDGsの精神と同じ「持続可能な」仕組みづくりであり、我々がビジネス活動の一環として行う投資やイノベーションが、将来、社会課題の解決につながるということを意味しています。

この考え方のもと、2020年11月には当社グループとしてSDGs宣言を発し、更に2021年5月には具体的数値目標を掲げて、今後定期的に進捗状況をお知らせしていくことといたしました。

企業としては当然、自社の成長が至上命題であります。しかしながら、現代では、企業にさまざまな社会的ニーズが求められており、社会を形成する中での役割を、責任をもって担うべき時代であると捉えています。

このような社会環境の中、当社グループが担える役割は決して小さくないと考えています。当社グループは、化学の力を礎とした開発型企業集団としてものづくりを進め、リサイクル素材やバイオマス素材の製品化、高齢者・子ども配慮の住宅部材、耐震・制震部材など、さまざまなかたちで価値を社会に提供してきました。引き続き、開発型企業集団として、社会に貢献してまいります。

また、当社グループは、グループ内でのものづくりにとどまらず、優れた高い技術を持つ地場産業などと協働し、新たな価値を創造する活動に引き続き注力してまいります。

社会の一員としての当社グループの取り組みをお伝えすることで、ステークホルダーの皆さまとの信頼関係を高めることができれば幸いです。

これからの当社グループの活動にご助言、ご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 八木誠一郎
代表取締役社長
八木誠一郎