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「SuMPO EPD」取得製品紹介
※2024年4月、「エコリーフ」は「SuMPO EPD」に名称変更されました。
クリーンOAフロアTN-50
フリーフロアーCPシリーズ
〔汎用〕
プラスッドデッキND
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技術革新
以下11製品について、製品の全ライフサイクルステージにわたる環境情報を定期的に開示する「SuMPO EPD」を取得いたしました(2025年3月末時点)。
カーボンニュートラルに向けた取り組みとして、地球への環境負荷を見える化することで、引き続きCO₂排出量の削減に貢献してまいります。
2025年3月末までに「SuMPO EPD」を取得した製品
- クリーンOAフロアTN-30
- クリーンOAフロアTN-50
- クリーンOAフロアTN-100
- フリーフロアーCPシリーズ〔汎用〕
- フリーフロアーCPシリーズ〔高床用〕
- フリーフロアーMPシリーズ
- フリーフロアーE-CP汎用
- フリーフロアーE-CP高床用
- プラスッドデッキND
- プラスッドルーバーJF3050CA,JF3050CN(中間財)
- バスパネルBTj


〔汎用〕

「SuMPO EPD」とは
「SuMPO EPD」取得を目指したきっかけを教えてください。
2050年カーボンニュートラル化に向けた動きが本格化したことで、国内でもカーボンニュートラル宣言やプラスチック新法による規制強化など、プラスチック=環境に悪いというイメージがありました。
そんな中で「SuMPO EPD」を取得することによりCO₂排出量を見える化し、実際には他の材質よりも環境負荷が少ないケースがあることを示したかったからです。
人の生活の中でプラスチックは必要不可欠であり、替えのきかないものです。どのように環境負荷を考え、CO₂排出量を抑えた仕様を提案できるかの1つの答えがCO₂排出量の見える化だと考えています。
「SuMPO EPD」の取得にあたり、苦労したことや難しかったことを教えてください。
「SuMPO EPD」取得にはサプライチェーン全体の協力体制を整える必要があり、サプライチェーンとの連携を取ることに苦労しました。各社のコア技術の内容やコストに関わる情報など、本来は秘匿な部分についても開示を要求しなければならず、開始当初は具体的に回答いただくまで試行錯誤しました。
最終的には、情報開示いただけるボーダーラインをサプライチェーン各社と定めることで、「SuMPO EPD」に必要な情報を得ることが出来るようになりました。
どんなところに達成感を得ましたか?
2022年の取得以降、「SuMPO EPD」を理由に商品が採用されるケースも出てきており、取得効果が見え始めていることに喜びを感じています。お取引先の方々から「フクビ化学は環境配慮建材に注力しているイメージが強い」とのお声もいただいており、新しいサプライチェーンの枠組みや、取引先様との新たな共同開発の提案をいただくきっかけにもなっています。
今後についての展望を聞かせてください。
世界各国ではエンボディドカーボンの規制が義務化され始めています。CO₂排出量算定においては自社LCA算定ではなく、EPDが必須とされており、今後ますます「SuMPO EPD」が重要視されてくると考えています。
当社はまだまだ取得製品が少ないため母数を増やしていくこと、そして、取得済みの製品についても環境配慮性を更に高めていくことで、CO₂排出量削減に貢献していきたいと考えています。