地球温暖化防止

事業活動に伴う二酸化炭素排出量の年度別推移

二酸化炭素の排出量は年度ごとの製品の生産量の変動にも大きく影響を受けますが、省エネルギーの取り組みを通じた排出量削減に継続して努めております。
省エネルギーの取り組みを通じた温室効果ガス排出削減も重要ですが、製品を開発して社会に提供していく企業の役割として、製品が社会で使用されるとき、排出削減に寄与できるかどうかも重要です。当社の製品の多くは住まいで使われますので、住まいの省エネルギーに繋がる製品の開発にも注力しております。
また、2020年度にSDGs宣言、2021年度に具体的数値目標を掲げて以降、CO₂排出量の「30%削減」を目標とし、その基準年を2019年度と設定しております。

  1. *1

    本社、本社工場、三方工場、坂井工場、あわらバイオマス工場における集計です。支店、営業所、グループ各社は除いています。
    (なお、2018年まで大阪工場を計上、あわらバイオマス工場は2013年より稼働、計上開始)

  2. *2

    経年での比較のため、電力消費による二酸化炭素排出量の計算に用いる換算係数には、環境省の旧デフォルト値(0.555kg-CO₂/kWh)を用いています。

2022年度各拠点別二酸化炭素排出量と構成比(単位:t-CO2

フクビグループのCO2排出量(Scope1,2)の拠点別の内訳を示すグラフです。
CO2排出量のほとんどはエネルギー消費に由来するものです(非エネルギー起源CO2は約2%)。
各拠点ともに生産性の改善、機器等の改善など省エネルギーを軸にCO2排出量の削減を進めています。
CO2排出量はフクビグループの中でもフクビ化学が約76%、更にその中でも本社工場、坂井工場が排出量の多くを占めます。ともに省エネルギー法による「第一種エネルギー管理指定工場」の指定を受けており、継続的な省エネルギーを推進しております。