FUKUVI RECRUIT フクビ化学の採用情報

手がけた製品が店頭に並ぶ
それが開発職の醍醐味です。

M.I

総合|技術

  • 生産統括本部 精密事業部 生産技術課 [福井]
  • 2008年入社

インターンシップで職場の雰囲気に惹かれた

大学では反応工学を研究していたこともあって、就職は化学系のメーカーを希望していました。いくつかの会社に応募したり訪問したりしましたが、結果的にこの会社に決めました。その決め手となったのが、インターンシップの経験です。大学3年生の時の福井県が主催するインターンシップに参加し、たまたまフクビ化学にお世話になる機会があったのですが、その時の職場の雰囲気がとても良かったから。
インターンとして配属されたのは、当社の解析課でした。そこで接した社員の皆さんが温かくて穏やかな方々で、こんな人たちと私も一緒に働きたいなと思いました。それと、少し前に開催されていた愛知万博に、フクビ化学も製品を出しているという記事を目にしたことも、この会社に決めた理由でした。

精密事業部に配属。総合職として開発担当に

入社して配属されたのは、精密事業部でした。建材事業に次ぐ新しい事業としてスタートした精密事業部では、樹脂への薄膜コーティング技術をベースに、スマートフォンの光学部品などの生産を始めていました。2年間、生産部門で製品製造について学んだ後、3年目から生産技術部門に移り、製品開発を担当することになりました。生産技術部門には、薄膜コーティング溶液とその最適な使用条件(レシピ)を開発する仕事と、生産装置を開発する仕事があります。私の担当はコーティング液の開発。ビーカーレベルで新しい液を開発し、試験する。その後それを量産レベルにスケールアップしていくためのライン試験を行い、問題解決をしながら改良を重ねる…という流れです。
初めの頃は、先輩からコーティング液のつくり方を教わりながら、また自分でもいろいろ試し、失敗や成功について報告していました。仕事のやり方は自由で、のびのびと取り組むことができました。
こうして自分が手がけた製品が、他の会社や多くの人の手を経て、例えばスマートフォンとして店頭に並ぶ。初めて自分が開発した製品を店頭で見たときは、とても感動しました。それがものづくりや開発の仕事の醍醐味だと思っています。

一つ一つ丁寧に、仕事に取り組みたい

育休後に復帰してから、環境系の仕事にも新たに取り組んでいます。いわゆる環境負荷物質の調査とその対策で、自社の工程で取り扱う様々な物質の影響度を資料としてまとめる仕事です。検査評価業務についても、環境調査の業務についても、資料作りや結果のまとめ、報告と細かな作業が必要です。今できる仕事をできる限り丁寧に行い、メンバーの開発業務のサポートになれば良いなと考えています。
今は少し控えめに、けれど将来を展望しながら、無理なく取り組んでいきたいと思っています。

About FUKUVI

出産と育休を経て復職。今は、家庭と仕事のバランスを第一に

5年間、コーティング液開発に従事した後、結婚と出産を経験。1年間の育休を経て、職場に復帰しました。育休1年間、その後の復職…は会社全体では常識となっており、職場も受け入れてくれています。先輩の女性社員がひとつひとつ実績を積み重ねてきてくれたおかげだと思っています。
復職後は、仕事的にちょっとハードな液の開発からは離れ、新規開発品の性能や品質評価、顧客から要望のあった検査項目の試験などの業務に携わっています。育児の時間を考慮しての配属で、職場の上司の心配りに感謝しています。
フクビ化学は、「やりたい」と言えば、挑戦させてもらえる会社だと思います。いずれは、もう少し会社に貢献できるよう、今できることをコツコツ進めていこうと思います。

2018年1月時点の情報です。

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