新着情報
2025.11.20
林野庁の「『森の国・木の街』づくり宣言」への参画に関するお知らせ
当社は、2025年10月、林野庁が推進する「『森の国・木の街』づくり宣言」に賛同し、同宣言に参画しましたのでお知らせいたします。
「『森の国・木の街』づくり宣言」とは
日本は、国土の約7割を森林が占める世界有数の森林国です。この豊かな森林資源を次世代に継承するとともに、地球温暖化の防止や地域の活性化を図っていくためには、「植えて、育てる」とともに木を積極的に「使う」ことが欠かせません。特に、木材は建築物等に利用することで、森林が吸収したCO₂を都市に長期間固定することに加え、製造時のCO₂排出量が少ないことから、木材利用は地球温暖化の防止に貢献します。
本宣言は、自治体や企業等が建築物の木造化などの木材利用の推進、木材利用の効果の見える化に取り組むことを宣言するものです。
再生木『プラスッド』によるCO₂固定化への取り組み
『プラスッド』はフクビ化学工業の独自技術で生産する木粉と樹脂の複合素材です。天然素材ならではの木材の特長と耐久性などの樹脂の長所を併せ持つ環境共生型の木質新素材です。
木は成長期にCO₂を吸収し、腐ったり燃やされたりしない限り、そのCO₂は地球上に排出されません。建物に木材を利用することは、その建物の寿命が尽きるまで地球へのCO₂排出を低減することを意味します。
『プラスッド』は福井県産木材をはじめとする各地域産材を木粉化し原料に活用することで、CO₂の固定に貢献しています。また、「デッキND」および「ルーバーJF3050CA・JF3050CN」において、「SuMPO環境ラベルプログラム」(※旧 エコリーフ環境ラベル)を取得しており、環境負荷を見える化することでCO₂削減に貢献します。CO₂を固定しながら長期耐久性もある再生木『プラスッド』はデザイン性や性能、環境対応力が評価され、多くの公共物件などで採用されています。
本宣言への参画を通じて、「ものづくり力」を生かし、森林資源の循環と木材利用のさらなる拡大を進め、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。